NEW ENERGY新エネルギー
レモンガスの取り組み
レモンガスでは、これまで「災害に強い住宅」をテーマに、災害対応型マンション『ALFY橋本』や目黒区祐天寺のエネルギー自立型災害対応戸建住宅に取り組んでまいりました。
安心・安全で快適な暮らしを実現しながら、環境性と経済性を追求する。レモンガスは、理想の住空間の創造に取り組んでいます。効率よくエネルギーを生産し、そのエネルギーの一切を無駄にしない住宅。3つのエネルギー発電システムと蓄電システムにより、「快適性・環境性・経済性」への追求が実現しました。
おうちがまるごと自家発電
どうして?LPガスは災害に強いの?
自立分散型エネルギーのLPガスは、長いガス導管が無いため、地震の影響を受けにくく、また、災害で電気が止まってもLPガス単独で使用することが可能です。 近年起こった大震災では、都市ガスの供給網が寸断された中、それを補い、二次災害の防止や仮設住宅などの復旧に大きく貢献しました。それにより、LPガスが防災都市づくりに不可欠なエネルギーであることが認識されました。
迅速に復旧できる理由は、LPガスが自立分散型エネルギーだからです。
緑豊かな明日をみつめ、CO₂を大幅に削減
日中、太陽光によって発電された余剰電力を蓄電池(リチウムイオン電池)に貯め、それを夜間に利用する、また、夜間にエネファーム(燃料電池)によって発電された余剰電力も蓄電池(リチウムイオン電池)に貯め、日中の電力ピーク時の電力供給に充て電力を効率的に利用します。 こうして、一世帯当たりのCO₂排出量を大幅に削減することに成功しました。
家で創るエネルギーをムダなく活用
自宅で創るエネルギーは、そのまま使えるから送電ロスはありません。
また、エネファーム(燃料電池)でムダなく熱を取り出し、有効活用(給湯)し、蓄電池であまった電気を貯めて必要な時に使う。自家発電と蓄電システムでエネルギーをムダなく活用し、総合エネルギー効率97%を達成しました。
大規模発電所で造られるエネルギーは、未利用排熱として大気や海に廃棄され、また、送電ロスとして各家庭に送電されるまでに失われています。そのため、発電に使われたエネルギーを100%とすると、家庭に到着するエネルギーは約41%程度だといわれています。自宅で創るエネルギーはそのまま使えるから送電ロスはありません。
エコでトクするレモンガスのマイホーム発電
新エネルギー(災害対応住宅) エネルギー自立型災害対応住宅システムへの取組み
「緑豊かな街をいつまでも、子供たちが安心して暮らせる環境づくり」はLPガスを取扱う私たちの重要な使命だと考えています。
「環境性と経済性」を両立した次世代型住宅を可能とすべく、太陽光発電、LPガス コ・ジェネレーション(エネファーム)、蓄電池、これら3つのエネルギーを効率的に使用し、CO₂の削減を目指しています。そして地震に強いLPガスにより、「安心性」を高めました。
地震大国の日本では、災害に対応できる住宅が不可欠です。自立分散型のLPガスは、エネルギー源が建物の横(または地下)にあり、長いガス導管がないため、地震の影響を受けにくく、また災害で電気が止まってもLPガスを単独で使用することが可能です。
レモンガスの「エネルギー自立型災害対応住宅システム」は未来に向け、環境づくりを追求します。
スマート・ハイブリット・マンション ALFY橋本
商用日本初のLPガス対応エネルギー自立型災害対応マンション「ALFY橋本」は、震度7クラスの地震にも対応できる安心設計。ガスや電気、水道のライフラインが止まっても電気・熱エネルギー・飲料水を供給します。
完成 | 2012年5月 |
建物構造 | 地下1F・地上6F 1F:体験型ショールーム/2F:コミュニティスペース(一部居住) 2F~6F:居住スペース |
総戸数 | 15戸 |
間取り | 1LDK(48~50m²) |
設備 | LPガス コ・ジェネレーション10kW2台/太陽光発電システム9.2kW/リイチウムイオン畜電池(常用・停電対応兼用)12kW 2台/エネファーム1台/GHP(ガスヒートポンプエアコン)20馬力1台 |
マンション全景
超高効率GHP
地下受水槽(8t)
太陽電池2(単結晶最大出力9.2kw)
足湯(エネファームの廃熱利用)
家庭用燃料電池(エネファーム)
祐天寺 戸建住宅
都市ガスエリアの中にLPガスを利用した自立型災害対応住宅を建設しました。地下バルクによって、LPガスボンベを設置する必要がなく、広々とした外観となります。
3つのエネルギー機器で家族の安心をしっかりと支えます。
※3つのエネルギー機器:太陽光発電+エネファーム+蓄電池
完成 | 2012年5月 |
建物構造 | ALC鉄骨3階建て |
間取り | 2LSDK 延床面積185.75m²(56.18坪) |
設備 | 太陽光発電システム2.56kw 蓄電池10kw:エネファーム HEMSを導入し家庭内エネルギーを管理 地下バルク貯槽(LPガス容量300kg) 電気自動車急速充電器 |
祐天寺戸建外観
地下バルク
EVと急速充電器
パネルで発電を確認
エネファーム(燃料電池)
室内:マイホーム発電で床暖房も快適
レモンガス御殿場保養所
LPガスによるエネルギー自立型災害対応住宅として2013年5月完成。
この保養所は、アクアクララレモンガスグループ社員の憩いの場として、また研修施設を兼ね備えており、社員のスキルアップ向上のための研修会に利用しています。
建物 | 本館・地上3F |
部屋 | 本館/和室(12畳)2部屋/シングルルーム5部屋/ 別館/ツインルーム5部屋 |
風呂 | 露天風呂/ジャグジー(内湯)/寝湯(内湯) |
娯楽 | 麻雀ルーム/バー(通信カラオケ)/会議室シアター(DVD) |
駐車場 | 13台(乗用車20台程度駐車可能)大型バス可 |
設備 | LPガス コ・ジェネレーション10kW 2台 太陽光発電(本館20kW・別館9.8kW) リチウムイオン蓄電池12kW 災害時用浅井戸 GHP(本館25馬力1台・別館20馬力2台) |
本館全景(別館から)
太陽光発電
電気自動車充電スタンド
屋上からの眺め
バーベキュー
露天風呂
次の段階として、「安心・安全で、更に災害に強い住宅」をテーマに、2016年10月度より、住宅メーカーの株式会社LIXIL住宅研究所と共に、レジリエンス性(※)を高めた戸建住宅の取り組みを全国で開始いたしました。
※レジリエンスとは 一般に、「復元力・回復力・弾力」と訳されますが、近年では「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力」として用いられます。